コミュニティプラットフォームX(旧Twitter)が「Paid Partnership」(有料パートナーシップ)タグ機能を正式に導入しました。クリエイターはプロモーションコンテンツを投稿する際に直接タグを選択でき、「ad」や「sponsored」といった表記を本文中に追加する必要がなくなります。この措置により、暗黙のうちに行われていた暗黙の広告投稿が透明化され、未披露のプロモーションはアカウント停止のリスクに直面する可能性があります。
(前提:Xは有料広告の表示を義務付け、違反者はアカウント停止!)
(補足:Web3チームへの手紙:KOLマーケティングは「両刃の剣」、正しい使い方は?)
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X公式アカウント @XCreators は、「Paid Partnership」(有料パートナーシップ)コンテンツの開示機能を正式にリリースしたことを発表しました。クリエイターは第三者からの支援やインセンティブを受けたコンテンツを投稿する際に、従来の「ad」や「sponsored」を手動で挿入する代わりに、内蔵されたタグを直接選択できるようになりました。
X公式の説明によると、この機能は現在iOSとウェブ版で利用可能で、Android版は近日リリース予定です。クリエイターは投稿前に「Paid Partnership」オプションにチェックを入れると、システムが自動的に該当タグを投稿下に表示します。
X Creatorsは、「人間のリアルな脈動」を反映し、透明性を重視していると述べています。公式は、未披露のプロモーションは「タイムラインの信頼を損なう」と指摘し、明確なタグ付けがプラットフォームの信頼性向上と「グローバルな公共広場」の健全性維持に寄与すると強調しています。
また、プラットフォームは「有料パートナーシップポリシー」(Paid Partnerships Policy)も更新し、開示規範を明確化しました。以前の予告通り、規定違反のクリエイターはアカウント制限や停止の対象となる可能性があります。
「プラットフォームの透明性向上のため、コンテンツの開示を展開しています。‘Paid Partnership’タグから始めましょう。」
「有料またはインセンティブを受けたオーガニックコンテンツを明確に開示できるようになりました。‘ad’や‘sponsored’を本文に入れる必要はありません。」 pic.twitter.com/5wyVdTUlJC
— クリエイターズ (@XCreators) 2026年3月1日
この機能は暗号資産業界に大きな影響を与えます。長年、仮想通貨界のKOLによる有料プロモ投稿には統一された表示規範がなく、投資家は「個人の意見」と見なされる推薦が本当に純粋な意見なのか、収益目的の宣伝なのかを見分けにくい状況でした。
Xは今年初めに、すべての有料プロモーションにはタグ付けを義務付けると発表し、違反者はアカウント停止の対象となるとしています。今回の正式リリースにより、執行の厳格さも高まる見込みです。
また、クリエイターは米国連邦取引委員会(FTC)の広告表示規則など、現地法規に準拠した開示も自己責任で行う必要があります。
これまで仮想通貨界のKOLによる開示は、多くの場合自己規律に頼ってきました。一部のKOLは「NFA」(投資推奨ではない)や「sponsored」と自主的に明記してきましたが、多くは何も記載しませんでした。Xの新機能は、開示をプラットフォームの機能に組み込み、義務を「道徳的自律」から「プラットフォームの強制」へと変化させるものです。
Web3チームやKOLが頻繁にプロジェクトを推進する場合、この変革は既存のマーケティング手法に影響を与え、個人投資家が情報の真偽を判断する際の新たなフィルターとなるでしょう。
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