3月11日の報告によると、イスラエルとイランの衝突が勃発して以来、XRP(リップルコイン)のパフォーマンスは従来の安全資産や米国株式市場を上回る意外な展開となっている。中東情勢が世界の金融市場に激しい変動を引き起こす中、XRPは堅調な耐圧性を示し、投資家の注目を集めている。
衝突は2月28日に発生し、イスラエルと米国が共同でイランの施設を攻撃した後、イランが報復行動に出た。世界の市場は瞬時にパニックに陥り、暗号資産の時価総額は一時2兆1600億ドルまで下落し、XRPの価格は1.27ドルの安値を記録した。しかし、その日のうちにXRPは反発を始め、市場は急速に安定を取り戻した。3月4日には一時1.47ドルの高値をつけた後、調整局面に入ったが、その後再び反発し、今週は1.4ドルまで回復。衝突の激化以降、約2.22%の上昇となった。
これに比べて、金や銀のパフォーマンスは明らかに劣る。金価格は1オンスあたり5182ドルから5204ドルへわずか0.42%の上昇にとどまり、銀は88.13ドルから88.27ドルへわずか0.16%の上昇だった。S&P500指数は、市場のリスク回避ムードの影響で1.1%下落し、6,781ポイントとなった。同時に米国債の利回りも低下し、伝統的な安全資産が今回の地政学的緊張の中でリスクを十分に回避できなかったことを示している。
分析によると、XRPの下落耐性は、暗号資産市場全体の回復、特にビットコインを中心とした市場のセンチメントの改善によるところが大きい。XRPの上昇率は2.22%と、全体の暗号市場の4.8%にはやや及ばないものの、金、銀、S&P500と比較しても優位性を保ち、デジタル資産が高リスク時代において持つ潜在的な価値を浮き彫りにしている。