勝率と損益比、どちらがより重要か
よく量化の先輩に質問される:
「私の戦略の勝率は30%しかないけど、低すぎるかな?」
「勝率をもう少し高くした方がいいのか、それとも損益比を高くした方がいいのか?」
今日はこの問題を徹底的に話し合う。
一、まず理解しよう:勝率とは何か?損益比とは何か?
指標 定義 式
勝率 利益取引の総取引に占める割合 利益回数 ÷ 総取引回数
損益比 平均利益 ÷ 平均損失 平均利益 ÷ 平均損失
例を挙げると:
ある戦略が100回の取引を行い、40回利益を出し、60回損失を出した。平均1回あたりの利益は1000元、平均1回あたりの損失は500元。
勝率 = 40%
損益比 = 1000 ÷ 500 = 2
勝率は半分未満だが、損益比は2なので、全体としては利益が出ている。
二、勝率と損益比、どちらがより重要か?
量化の先輩の答えは:損益比の方が重要。
なぜか?
勝率には上限がある。
どんな量化取引戦略でも、長期的に勝率を60%以上に保つのは難しい。もし超えたとしても、多くは「少し稼いだらすぐ逃げる」戦略であり、損益比は低いことが多い。
しかし、損益比は非常に高く設定できる。3:1、5:1、さらには10:1も可能だ。
三、シンプルな公式:期待値
良い量化戦略かどうかを判断するには、期待値を見る。
期待値 = 勝率 × 平均利益 - (1 - 勝率) × 平均損失
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