タイ・マイツーリズム:2025-2026年に高評価される旅行株9選

世界がパンデミックから回復する中、観光市場は再び活気を取り戻しています。特にアジア地域で顕著であり、観光株は世界中の投資家の注目を集めています。観光業は単なる旅行産業だけでなく、航空会社、ホテル、オンライン予約サービス、交通サービスなど多岐にわたるため、これらのグループに投資したい人には多くの選択肢があります。

近代化する観光業 - なぜこのセクターの株は注目すべきか

WTTC(世界旅行・観光協議会)のデータによると、2025年には観光産業の経済価値は11.7兆ドル(世界GDPの10.3%)に達し、国際旅行者の支出は史上最高の2.1兆ドルにのぼります。これは2019年のコロナ前の水準を上回っています。

従来と異なる点は、現代の旅行者は宿泊や航空券だけでなく、多様な体験を求めるようになったことです。クルーズ旅行や専門的なアクティビティ、便利なオンライン予約などが増加し、観光株はさまざまな形態で成長の機会を迎えています。

プロの投資家が知るべき観光株選定法:7つのステップ

観光株を選ぶ際には、マクロからミクロへと分析するトップダウンアプローチを採用しましょう。

  1. 経済状況 - 経済が好調なときに観光は成長します。拡大期の初期が最も良いタイミングです。
  2. 産業のトレンド - 消費者の行動を追跡。航空、クルーズ、オンライン予約プラットフォームの動向を把握します。
  3. 競争状況 - 競合が少ない企業は利益を出しやすいです。
  4. 企業の強み - ブランド力や差別化ポイントが明確な企業は安定性があります。
  5. 財務健全性 - 債務、キャッシュフロー、財務状況を確認します。
  6. 新トレンドへの適応力 - AIや最新技術を活用し、顧客に便利なサービスを提供できる企業を選びます。
  7. リスク要因 - 政治リスク、感染症、自然災害など予期せぬ事態に敏感なセクターです。

2025年の世界トップ観光企業9選 - 本物は誰だ?

1. Trip.comグループ(TCOM) - 中国の総合旅行プラットフォーム

1999年にCtrip.comとして設立され、後にTrip.comに改名。ホテル、航空券、レンタカー、ツアーパッケージを一括予約できるプラットフォームを展開。2025年は中国の観光回復と海外展開の恩恵を受けている。

  • 株価(現値): $66.38
  • 時価総額: 434.5億ドル
  • 予想PER: 15.98倍
  • 目標株価: 66ドル

2. ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL) - クルーズ業界のリーダー

67隻の船を運航し、革新的なサービスを提供。2025年第1四半期は1株あたり$2.71の純利益と、四半期配当$0.75を実施。高級旅行者向けの需要が堅調。

  • 株価(現値): $251.36
  • 時価総額: 682.6億ドル
  • 予想PER: 20.81倍

3. ウォルト・ディズニー(DIS) - 多角的エンタメ巨人

1923年創業。観光とエンタメの多角化によりリスク分散。2025年第2四半期は1株あたり$1.45の純利益と、Disney+加入者が1.4百万人増。

  • 株価(現値): $112.94
  • 時価総額: 2,032.4億ドル

4. Booking Holdings(BKNG) - オンライン予約の巨人

1997年設立。Booking.com、Priceline、Agoda、KAYAKなどを運営。2025年第1四半期は売上8%増、純利益22%増と好調。

  • 株価(現値): $5,216.55
  • 時価総額: 1,697.5億ドル

5. マリオット・インターナショナル(MAR) - 高級ホテルの大手

1927年創業。2025年第1四半期はRevPAR(客室収益)が4.1%増。アジア太平洋への展開を強化。

  • 株価(現値): $272.59
  • 時価総額: 746.6億ドル

6. カーニバル・コーポレーション(CCL) - クルーズ復活の旗手

最大のクルーズ会社。コロナ禍後に再構築し、2025年は予約が堅調。価格は低迷中だが、回復期待。

  • 株価(現値): $22.99
  • 時価総額: 298.7億ドル

7. Uber Technologies(UBER) - 交通・観光のハブ

2008年設立。2025年第1四半期は1株あたり$0.83の純利益と、1億5千万の月間アクティブユーザー。自動運転など新技術も進行中。

  • 株価(現値): $90.41
  • 時価総額: 1,890.6億ドル

8. Expedia Group(EXPE) - オンライン旅行予約の先駆者

1996年設立。Hotels.com、Vrbo、Orbitzなどを運営。2025年第1四半期は予約6%増、配当も開始。

  • 株価(現値): $169.22
  • 時価総額: 215.1億ドル

9. ユナイテッド航空(UAL) - 米国最大の航空会社

1926年創業。2025年は1株あたり$11.50〜$13.50の純利益を見込み、国際線やプレミアム市場で堅調。

  • 株価(現値): $78.99
  • 時価総額: 258億ドル

観光株の比較表

企業名 シンボル 時価総額(十億ドル) 予想PER EPS(TTM) 目標株価
Trip.com TCOM 434.5 15.98 3.63 $95.06
RCL RCL 682.6 20.81 12.32 $272.78
Disney DIS 2,032.4 22.75 4.91 $126.83
Booking BKNG 1,697.5 32.74 162.76 $5,324.48
Marriott MAR 746.6 31.22 8.81 $276.60
Carnival CCL 298.7 15.14 1.62 $24.75
Uber UBER 1,890.6 15.99 5.85 $96.95
Expedia EXPE 215.1 19.95 8.97 $184.08
United Airlines UAL 258 7.53 11.14 $106.08

ポジティブサインと課題 - 投資すべき観光株か?

ポジティブサイン

  • 産業の強さ:Skiftリサーチは2025年の成長予測を2-5%に下方修正したが、それでも世界経済の成長を上回る見込み。米国の支出は3.9%増の1.35兆ドルに。
  • 雇用創出:WTTCは2025年に1,400万の新規雇用を見込み、世界の観光雇用は3億7,100万に。
  • 長期展望:2035年には観光産業の規模は16.5兆ドルに拡大、年平均成長率3.5%。

課題

  • 経済懸念:新たな輸入税や景気後退リスクにより、Skift Travel 200は5%下落。
  • 回復の不均一性:一部地域は堅調だが、米国や中国は依然低迷。
  • 外部要因:金利やインフレも観光に影響を与える可能性。

投資価値のある観光株のカテゴリー

  • オンライン予約プラットフォーム:Booking Holdings(BKNG)、Expedia(EXPE)は高評価ながら堅実な成長見込み。
  • クルーズ企業:Royal Caribbean(RCL)は財務基盤が強く、Carnival(CCL)は再構築後の回復期待。
  • 多角的企業:Disney(DIS)はメディア、映画、ストリーミング収入でリスク分散。
  • ニッチ市場:Trip.com(TCOM)はアジア、特に中国の成長を享受。

投資開始の2つの方法:タイの投資家が知るべき

方法1:実株をアプリで保有

海外株取引アプリを使えば、実際の株式と配当権利を持てます。

  • アプリ登録と本人確認
  • 送金と外貨両替
  • 株式検索と注文

長期投資に適し、全額投資も可能です。

方法2:差金決済取引(CFD)

CFDは株を買わずに価格変動を狙う取引。レバレッジを使えるため少額から始められます。

  • 利点:少額投資、上昇・下落両方で利益可能
  • 欠点:レバレッジによるリスク高、配当は受け取れない

短期トレードに向いています。

まとめ

観光株は、パンデミック後も注目すべき投資先です。多くの企業が回復途上にあり、観光の需要は今後も堅調に推移する見込みです。

潜在的な投資候補として、上述の9社は航空、ホテル、クルーズ、オンライン予約といった多様な分野をカバーしています。長期・中期・短期の投資戦略に合わせて選択しましょう。

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