ベトナム株の中でおすすめは?再び活気づく株式市場への投資の世界を開く

ベトナム株式市場は多くの理由から世界中の投資家の注目を集めています。2025年にはベトナムの経済成長率は6.7%と予測されており、これはタイの同時期の2-3%と比較して非常に高い数字です。新たな投資機会を探している投資家にとって、ベトナム株は潜在力の高い選択肢と見なされています。本記事では、注目すべきベトナム株の銘柄と、専門家が推奨する8つの投資候補を詳しく解説します。

なぜベトナム株式市場は今最もホットなのか?

経済の連鎖反応と「アジアの龍」

過去数年を振り返ると、ベトナムは発展途上国として見られていましたが、今や状況は一変しています。2024年のGDP成長率は7.09%に達し、政府は2025年には少なくとも8%の成長を目指しています。これにより、ベトナムの上場企業の利益は年15-20%増加しており、世界平均を大きく上回っています。こうした背景から、多くの国際ファンドが関心を高めています。

「フロンティア市場」から「新興市場」への格上げ

2025年には、ベトナムはMSCIの基準によりフロンティアマーケット(境界市場)からエマージングマーケット(新興市場)に格上げされる見込みです。フロンティア市場への資金流入は1000億ドル未満ですが、新興市場には6800億ドルもの資金が流入しており、その差は圧倒的です。格上げにより、MSCIエマージング指数にベトナム株が組み入れられるため、投資資金の流入が加速します。

調整局面後のチャンス:長期投資家にとっての絶好機

2024年4月初旬、ベトナム株は大きな調整局面に入り、VN指数は75ポイント以上下落しました。これは新たな関税政策や米国市場の影響によるものですが、専門家の多くはこれを「買い時」と見ています。大きな調整は、良質な銘柄を割安で取得できる絶好の機会です。

2025年に注目すべきベトナム株8選

1. VCB(Vietcombank)-金融界の巨人

Vietcombankはベトナム最大の銀行であり、国内株式市場で最も時価総額の大きい銘柄です。タイの「กสิกรไทย」や「ไทยพาณิชย์」に相当し、市場リーダーかつ投資家のポートフォリオの中核となる株です。

特徴は、ベトナムの銀行サービス普及率が先進国に比べて低いため、今後の拡大余地が大きい点です。経済成長とともに融資需要や金融サービスの需要も増加し、デジタル化やフィンテック投資も進行中です。政府の金融システム整備政策の恩恵も受ける見込みです。

2. VHM(Vinhomes)-不動産帝国

Vinhomesはベトナム最大の総合不動産開発企業で、住宅、コンドミニアム、タウンハウス、豪邸まで手掛ける大手です。Vingroupの子会社であり、国内GDPの2.2%に相当する規模を持ち、国の経済に大きな影響を与えています。

中産階級の拡大と都市化の進展により、高品質な住居需要が増加しています。インフラ投資や交通整備も進み、土地や不動産の価値向上が期待されます。ただし、セクターは変動も伴いますが、長期的には成長が見込まれます。

3. GAS(Petrovietnam Gas)-成長の燃料

GASはエネルギー大手で、石油・天然ガスの探査、採掘、輸送、販売まで一貫して手掛ける企業です。タイの「ปตท.」に相当します。

政府の支援を受けており、資源獲得や権益確保に優位性があります。ベトナムの経済拡大に伴いエネルギー需要も増加し、特にクリーンエネルギーとしての天然ガスの需要が高まっています。世界のエネルギー価格の変動はありますが、国内需要の堅調さとインフラ投資により、長期的な成長が期待されます。

4. VNM(Vinamilk)-食品界の女王

Vinamilkはベトナム最大の乳製品メーカーで、時価総額は約6.48億ドル。タイの「ไทย-เดนมาร์ค」や「แดรี่โฮม」に相当し、国内外で広く知られています。

低い乳製品消費量と中産階級の拡大により、今後の成長余地は大きいです。健康志向の高まりも追い風となり、安定した配当と堅実な財務基盤も魅力です。

5. FPT-デジタル未来を創る企業

FPTはベトナムを代表するIT企業で、グローバルに展開しています。ITアウトソーシングやソフトウェア開発を手掛け、「Microsoft」や「Google」に匹敵する技術力を持つと評価されています。

AI、クラウド、ビッグデータなどの先端分野に積極投資しており、今後10年で国内最大の時価総額企業になる可能性もあります。高い技術力とコスト競争力を武器に、世界的なIT需要に応えています。

6. MSN(Masan Group)-食品ブランドの帝国

Masan Groupは多角的な食品・飲料企業で、インスタント麺、調味料、肉製品などを展開。タイの「ไทยเบฟ」や「ไทยยูเนี่ยน」、マルちゃんのようなブランドを統合したような存在です。

VinCommerceの買収や新商品開発により、消費者の多様なニーズに応えています。中産階級の拡大とともに、健康志向やプレミアム商品も増加しています。

7. VRE(Vincom Retail)-ショッピングモールの王者

Vingroupの子会社で、商業施設運営のリーディング企業です。タイの「เซ็นทรัลพัฒนา」に相当し、立地の良い土地と高品質な開発力が強みです。

中産階級の拡大や消費文化の変化により、ショッピングモールの需要は高まっています。国際ブランドの進出やECの台頭もありますが、リアル店舗の役割は依然重要です。

8. ACV(Vietnam Airports Corporation)-観光の扉

ACVは空港運営企業で、ホーチミンのタンソンニャット空港やハノイのノイバイ空港を管理しています。タイのAOTに相当します。

観光産業の回復とともに、空港利用者数は増加傾向です。特に、長成空港の新設計画は、年間利用者数を1億人超に引き上げる見込みで、今後の成長が期待されます。

ベトナム株投資の4つの方法

1. 日本の証券会社を通じて海外株取引口座を開設

最も簡単な方法は、KSEcuritiesやSMBC日興証券、SBI証券などの海外株取引サービスを提供する日本の証券会社を利用することです。

手順:

  • 口座開設の申し込み
  • 必要書類(身分証明書、住民票、収入証明など)の提出
  • 口座に資金を入金
  • 注文を出す

メリット:日本語対応で手続きが簡単 デメリット:手数料が高めの場合も

2. ベトナムの証券会社と直接契約

より直接的に投資したい場合は、SSI SecuritiesやVNDirect、HSCなどの現地証券会社と口座を開設します。

手順:

  • 連絡し、必要書類を提出
  • 一部は現地訪問や本人確認
  • 口座に資金を送金

メリット:手数料が低い、情報が直接得られる デメリット:書類や言語の壁、手続きが煩雑

3. 投資信託を利用

個別株の分析や管理が難しい場合は、ベトナム株に投資する投資信託を利用します。タイの投資信託には、TMB Eastspring Vietnam Equity FundやBualuang Vietnam Equity Fundなどがあります。

メリット:専門家に運用を任せられる、分散投資 デメリット:管理費用がかかる

4. 国際オンラインプラットフォームを活用

Interactive BrokersやSaxo Bank、Tiger Brokersなどの海外オンライン証券を利用すれば、スマホやPCから簡単に取引可能です。

メリット:低コスト、操作性良好 デメリット:一部は日本語非対応、取引条件の確認が必要

なぜ今、ベトナム株を検討すべきか

経済成長の加速、格上げによる資金流入、調整局面後の買い場、そして8銘柄の潜在力は、いずれも長期的な投資チャンスを示しています。これらの銘柄は、ベトナムの経済動向に沿って堅実に成長する見込みです。

投資にはリスクも伴いますが、十分な調査と準備をすれば、ベトナム株は魅力的なポートフォリオの一部となるでしょう。今後の動向に注目しながら、長期的な視点で投資を検討してください。

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